タダシップは世界トップシェアを誇るED治療薬、シアリスのジェネリック薬品(後発医薬品)です。
タダシップの主成分であるタダラフィルは勃起を阻害する酵素を抑える働きを持ち、陰茎内に十分な血液を流れやすくする効果を及ぼします。
EDについては性欲はあるが、十分な勃起ができない、または勃起力が持続せず満足に性行為ができない状態を指します。
そんなタダシップの効果はED対策として他の治療薬と比べても効果は絶大で、勃起の持続力は最大で36時間とかなり持続することで知られています。
タダシップはED治療薬として効果が高いが、正しい方法で服用しなければその効果は半減あるいはまったく効果が出ないことも・・
そのため、せっかく購入したのに全然効果でないんじゃ買った意味がないと、すぐにED治療を辞めてしまう人も中にはいるようです。
しかし、そういう人たちに限ってきちんとした正しい使い方をせずに服用している人が大半なのです。
今回はそんな間違ったやり方で費用を無駄にしないためにも、タダシップの正しい使い方について紹介していこうと思います。
タダシップは空腹時に飲む
まず、よくありがちな間違ったタダシップの使用法としては飲食の後に服用しているというパターンです。
風邪薬など他の医療薬を飲食のあとに服用していたのと同じように、タダシップも食後のあとに服用する方が多く見受けられます。
一般にはタダシップに含まれるタダラフィルはバイアグラやレビトラなど他の治療薬に比べ、飲食の影響を受けないと言われていますが、
実際では全く影響を受けないといことはなく、胃の中に食べ物があるとタダシップの成分であるタダラフィルの吸収が邪魔されてしまい、
効果が弱まる、あるいは人によっては全く効かないこともあるのです。
そのため、よりタダシップの効果を高める飲み方としては、まず性行為の2、3時間前の完全な空腹時に飲むことです。
それから、だいたい30分後にタダシップの成分が腸から吸収されるので、その30分間は特に何も胃に入れずに完全にタダラフィルが吸収されるのを待ちます。
30分を過ぎれば、そのあとは何を食べても大丈夫です。
また、お酒も控えめにする方がよく、飲みすぎるのも効かなくなる原因になりますので注意しましょう。
タダシップは1日に1回
タダシップの服用は基本的に1日に1回で、1回の服用の際の推奨されている用量は10mgとなっています。
しかし、人によってはその用量は異なり、10mgで十分な効果が得られない器質性、混合性EDの方で副作用に対して特に問題がなければ20mgまで服用することができますが、反対に何らかの肝腎障害がある方については用量はは5mgから服用するようにしてください。
これらの用量をしっかりと守ったうえで、ご自身の体調と合わせて調整するようにしましょう。
また、タダシップを20mgでご購入の方については、ピルカッターなどで分割し半錠ずつ服用するようにし、それでも効果や副作用が強いと感じる場合にはさらに4分の1にするなどご自身で調整してください。
気を付けておかなければならないのは、もっと高い効果を得よう、またまだまだ効果が弱いから1日の間に決まった用量以上に服用しないようにすることです。
タダシップ禁忌事項(飲んではいけない)
「タダシップの禁忌」でも記載しましたが、タダシップは効果の高いED治療薬であるため、服用してはいけない人が飲むと危険です。
以下の方は決して飲まないようにしましょう。
・狭心症の薬を現在、服用している方
・血管系、心筋系、肝障害、心臓が悪い、血圧が安定しない方など、そもそも性行為自体に負担がかかり性行為を控えるなど医師から進言されている方
・3か月または6か月以内に心筋梗塞、脳梗塞、脳出血を起こしたことがある方
・網膜色素変性症と診断されたことがある方
タダシップによる副作用
タダシップは他のED治療薬に比べ副作用が現れにくいとされていますが、タダシップの効力として血管を拡げ、血流を増大させるので身体中、様々な症状を引き起こすこともあります。
その際、主に現れる副作用には以下のものがあります。
・顔のほてりや紅潮
・頭痛
・消化不良
・発疹やじんましん、顔のむくみや過敏症
・鼻づまり
・手足の痛み
これらの症状が現れた場合、ただちにタダシップの服用を中止するとともに症状の悪化や長期化する場合は医師に相談するようにしてください。
まとめ
タダシップはその他の記事でも紹介しているように、歴史の長い大手製薬会社シプラ社が開発し、現在では世界でも大きなシェアを占めているED治療薬です。
そのため、タダシップに対するネガティブな情報、例えば効果が出ず、副作用の症状ばかりがクローズアップされているのは、本稿で紹介した(とはいってもきちんと商品の仕様書や購入するサイトなどにもしっかりと記載されていることばかりだと思いますが)タダシップの使用法、禁忌事項などをきちんと読まずに服用し、逆効果になっているケースがほとんどなのです。
ですので、本稿で記載したことをしっかりと守られ、是非正しい方法でセックスライフを楽しんで頂ければと思います。