タダシップの禁忌

タダシップはインドのムンバイに本拠地を持つ大手製造会社であるシプラ社が開発したED治療薬で世界NO.1のシェア率を誇るシアリスのジェネリック医薬品です。
タダシップはシアリスと同じ有効成分のタダラフィルが含まれており、従来のED治療薬とは異なり、最長で36時間の持続力を持つ効力があります。
しかし、効果の高い治療薬であるがゆえに気を付けておかなければならないことがあり、きちんと効果を得たいのであれば、適切な使用方法を守らなければなりません。
では具体的にどんなことに対して、気を付けていかなければならないのかみていきましょう。

タダシップの使用法

まずはタダシップの正しい使用方法を知る必要があります。
前述した通り、タダシップはED治療薬であるシアリスのジェネリック医薬品で性行為時には十分な勃起力と持続力を発揮し、その効果は高いと言えます。
性行為時に緊張や焦り、不安から勃起しにくくなる人、勃起が途中で萎えてしまう人におすすめです。
効能のタイミングとしてはタダシップを服用した際はすぐに効果出るわけでなく、通常服用してから1時間後にその効果が現れるので、服用する際は性行為時の1~3時間前が良いとされています。

用量に関しては1回につき、1錠もしくは半錠にして服用し回数は1日に1回にするのがよいです。
前述した通り、性行為時の1~3時間前がより効果を発揮するのでいいとされていますが、服用するのに特に決まった時間はありません。
しかし、個人でいつも決まった時間を定めておくと血中濃度が安定しやすいとされているので、より効果を発揮することでしょう。
1日1回の服用とされており、タダシップの効果は最大で36時間も続くとされているが、その際の服用は大丈夫なのかと疑問を持つ方もいるかもしれませんが、服用から24時間経てば問題なくもう一度服用することが可能です。

食事やアルコールの影響は!?

タダシップは基本的に食事の影響を受けないとされていますが、完全にはそうは言いきれません。
800キロカロリーを超える食事をした後に服用しても効果は半減してしまうと言われているので、食べすぎには注意しなければなりません。
アルコールについても特に影響は大きくありませんが、アルコールを大量摂取してしまうと勃起力が低下してしまう原因となるので、こちらも食事同様、飲みすぎないようにしなければなりません。

タダシップの副作用と注意点

タダシップを服用後に起こる副作用としては循環器系、感覚器、消化器、筋肉系、精神、呼吸器系など様々な症状が出るとされており、代表的なものではほてりや筋肉痛、頭痛めまいなどがあるとされている。
嘔吐や腹痛、不快感、激しい動悸など症状によってはタダシップの使用を中止し、医師へ相談するようにしてください。
また、過去に医師から心血管系の障害により性行為を控えるように進言されたこと、性行為中に何らかの障害が起こした方、心筋系の障害を直近3か月内に起こした方、低血圧、高血圧など血圧が安定してない方、肝障害がある方、タダシップが体に合わない方は服用してはいけません。
実は性行為自体そのものが心臓に負担をかける行為であり、主に血圧、心拍数、心筋酸素消費量を増加させてしまうことから心血管系の障害を持つ方はタダシップの利用前に性行為が危険行為であることを自覚しなくてはなりません。

これはダメ

タダシップ併用禁忌

タダシップはシアリスと同様に他の薬品との併用は避けるようにしなければなりません。
飲み薬、貼り薬、注射や塗り薬などもろもろの薬品を使用している方は、タダシップを服用する前に医師に相談するようにしてください。
これらの薬品とタダシップを併用してしまうと急激に血圧が下がる危険性があります。くれぐれも注意するようにしてください。

未成年者の使用禁忌

タダシップは臨床試験の対象外であることから安全性が担保されておらず、未成年の使用を基本的に禁忌とされています。
しかし、既婚者であり夫婦の関係改善や子作りなどでの使用目的だと未成年であってもクリニックによっては処方できるところもあるようです。

タダシップは正しく

まとめ

ED治療薬として世界で大きなシェアを占めるタダシップだが、その使用の際はよく注意する必要があります。
副作用についてもそうですが、そもそも禁忌されている事項をよく確認し、自身は服用しても大丈夫なのかを確認する必要があります。
もちろん、利用する本人以外の方が購入することは法律上で禁止されていることなので、こちらについても認識しておきましょう。
また、本剤では血管系に関する効能が大きくありますので、血圧系に不安がある比較的高齢の方は服用する前には医師への相談をしておくようにしましょう。
しかし、しっかりとタダシップの禁忌事項を守れば効果としても十分にある薬なので正しい用法のもと利用するようにしましょう。